読書と生きた証

「価値のあるものを生み出す(生きた証を残す)、そのためにも今までの日本や世界の文化がどのように成り立ってきたか知る必要がある」

ここ最近、こういう風に考えてきたわけだけれでも、大きなことを言っているようで実際はブログを書くこと以外になにもしていないように思える。

勉強、ということで毎日たくさん読書をしているが、それが、ただ、何か意味のあるものを生み出す作業から避けてるようにも思える。なぜならその作業は非常に疲れるし大変だから。

たしかに読書に実用性を求めるのは間違っている。読書はそもそもそんなようなものではないし、色々な価値観や考え方に触れることで人間性を豊かにするものであると考えているので、別に読書をやめるわけではないしブログだって今のところやめるつもりはない。ただ、ブログなんて一日にせいぜい数分くらいしか書かないわけで、それだけで何か価値のあるものを生み出していると言えるかあまりわからない。もっと価値のあるものをつくることに没頭したい、例えば読書から得た智をもとに小説を作ってみたり(それをこのブログに載せて結果的にブログを書くことにつながるかもしれない)、音楽の勉強をして自分で作曲して、それを公開したり。

僕が思いつくのはそういう文化的なものだが、それに限らなくても、例えばベンチャー企業などでは何かしらの理念をもとに会社を立ち上げ資金を集め、価値のあるものを生み出すわけだから、そういう社会の役に立つものだって何か自分ができることはあるんじゃないだろうか、とも考えたりする。

結局、読書も大事だけれど、そういう日本文化の勉強なんて際限がないわけだから、むしろ読書と同時並行で何かを創り出していく方がいいんじゃないかと思う。

とは思いつつ、これを文章に起こしてブログに書くことも何かしら価値のあることだと思っているのでちょっといい気持ちだったりもする(笑)